あいち障害者フライングディスク協会は、障害のある方の健全な心身の発達・健康の維持増進・社会参加・自立を促す場を提供することを理念に設立いたしました。
20年の節目である今年、猛威を振るう新型コロナウィルスの容赦ない仕打ちに、フライングディスクの大会並びに各教室の活動が実施できなくなっています。大変厳しく辛い年になりました。私たちの日常は一変し、障害のある方々にとっても感染リスクを避け日常の生活を送ることに緊張を強いる厳しい毎日です。
さて、近年の「あいち障害者フライングディスク競技大会」では、県下の社会福祉施設、地域の手をつなぐ育成会(親の会)、特別支援学校、卒業生のクラブチーム、特例子会社のクラブチームのみならず県外の方々の大会参加も増えてきました。余暇のレクリエーションとして、医療におけるリハビリテーションの一つとして、教育活動の一環としても根付いています。人生を豊かに快適に過ごす生涯スポーツとして、障害のある方々のすべてのライフステージで、この競技が幅広く皆さんの生活の一部になってきていることをうれしく思います。1日も早く新型コロナウィルス感染防止が整い、日常の生活が安全安心に営まれるようになりましたら、体験イベントや競技会に参加し多くの皆様にこのスポーツの魅力を発信してまいりたいと思います。
例年、教室並びに大会運営に当たって、私どもの取り組みにご理解いただきます多くの方々がいらっしゃいます。協賛企業の皆様、各関係団体並びに関係者の皆様、そして高校生・大学生をはじめとする多くのボランティアスタッフの皆様のお力をお借りして成り立っています。深く御礼申し上げますとともに、今後とも皆様方に多大なるご尽力とご支援をいただきますよう心よりお願い申し上げます。
私どもの活動報告や今年度の予定などにつきましては、ホームページにてお知らせいたします。それまで、日頃の健康に十分に留意され健やかな毎日をお過ごしください。
私たちの行っているフライングディスク競技を通して、障害のある方々一人一人の社会生活が豊かになることを願っています。そのためには、支えてくださる協賛企業の皆様、各関係団体の皆様並びに関係者の皆様、そして高校生・大学生をはじめとする多くのボランティアスタッフの皆様のご理解とご協力が必要です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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